言の葉の庭
言の葉の庭をいまさら観ました
話は聞いていたんですが、面白かったです
新海誠といえば今年の流行語大賞にもノミネートされていました、「君の名は。」が思い浮かびますね。普通は「言の葉の庭」を見てから「君の名は。」の順番でいろいろ考えるのでしょうが、自分の場合は逆だったのでおかしな見方をしてしまいました。
どうおかしいかというと、両作品の類似点、というか「君の名は。」とどこが似ているかを考えながら見てしまいました。だから、なんだか集中できませんでした。
なんでブログを書こうと思ったかというと、そのいくつか見つけた類似点、共通点をメモしておくためです。また新海監督がヒット作を飛ばしたときに見返すためですね。
それでは箇条書きにしようと思います
・モチーフが空
空が落ちてくる(彗星、雨)
話の進展は屋上で
・独白がつい口に出てしまう
・どうして二人が惹かれあったのかについての描写が少ない
・主人公が絵を描ける(芸術的なセンスがある)
・視点の変化
君の名は。 女性⇒男性
言の葉の庭 男性⇒女性
・補いあう関係
・年上のお姉さん
・フェチズム
こんなところでしょうか
映画でも小説でも漫画でも、作り手の理想というのは色濃く見て取れますよね
この場合「年上のお姉さん」はもちろんのこと、新海監督の理想のカップル像というのも感じられます。
短歌が一つのキーワードになっていますが、その背景なんかも詳しければ色々考えられたのかなと思うと古文の授業をちゃんと受けておけばよかったと反省してしまいます。百香里先生のような美人が担当教師だったら死ぬ気で勉強したのでしょうか。悲しい